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レボ救サプリ

レボレンジャーってなに?

2009.10.05

平岩ブロック 平岩さま
レボ救サプリ

3回のお客様は、岡崎南営業所のお客様「平岩ブロック」の代表、平岩俊之さんです。この日は豊田市内の現場にレボレンジャーがお邪魔してお話を伺いしました。

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Q.最初に「平岩ブロック」さんの業務内容について教えてください。

--------住宅などの門まわり、アプローチといったいわゆる外構工事全般、左官工事をメインにやっています。来年(2010年)の2月で、10年になりますが、本当に奥が深い仕事だと思っているので、これからも日々勉強です。

 

Q.ずっと外構、左官でやってこられているのですか?

-------いえ、もともと私は大学を卒業して、住宅設備機器の大手企業に就職しました。バブル崩壊後だったので、当時はいわゆる就職氷河期。それでも一部上場企業に就職できたので私も両親も喜んでいました。入社後の新入社員研修を終えて、神奈川の営業所に配属された頃、母親から父親が末期のガンで余命半年だと聞かされました。当時、ウチは「平岩箒(ほうき)製作所」という会社を経営しておりましたので、その会社を息子の私が継いでいくかどうかという話になりました。母は廃業も考えていたので、決して強制はしませんでしたが、私は半年ほどして地元の岡崎に戻って父の会社を継いでいくことにしました。

 

Q.箒(ほうき)を作っている会社ですか。それがどうして今は左官工事になっているのですか?

---------話せば長いんですけど(笑。当時、消費財は海外の安いものがどんどん国内に輸入されてきていました。箒においてもそれは同じで、国産の箒の何分の一という価格で市場に出回り始めていました。当然、ウチも売れ行きは芳しくなく、いくら営業しても売れないんです。私はモノづくりが大好きだったので、箒ではない何かで生き残っていけないか模索しておりました。そして当時ブームが始まっていた「ガーデニング」に興味を持ちまして、外構の仕事を本業とかけもちで少しずつ始めたのが、きっかけです。

 

Q.なるほど。そういう経緯があったんですね。大手企業の営業から職人の世界に入っていったわけですか?

--------はい。当時私はもう25歳でした。それから2年して左官と出会い、左官職人の道を志しました。左官の技術を身につけて、外構工事を究めたいと思ったんです。27歳からの左官修行ですから、かなり遅咲きで(笑。時代はITだ何だといっていましたから、周囲からも冷たく笑われていましたよ。でも「今に見てろよ、30歳までに独立してみせる」という気持ちがずっとありました。

 

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Q.予定通りの独立になったんですか?

----------はい、30歳のとき、2000年の21日に「平岩箒製作所」改め「平岩ブロック」を開業しました。幸い、営業マン時代に、電話帳片手に飛び込みセールスをやらされていましたから、「こんちはっ!平岩ブロックと言います!」と言って営業活動を進めることには何ら抵抗がありませんでした。今でもないですね。職人さんの中には営業が苦手な方が多いですけど、私は平気(笑。そうして少しずつお客様が増えて、そのお客様に支えられて何とか10年が経過しようとしているところです。

 

Q.営業力もさることながら、当社の営業担当から技術もしっかりお持ちだとお聞きしましたよ!

---------ありがとうございます。とにかく丁寧に仕事する事を常に考えています。「こんなもんでよし」とか「まあいいだろう」という甘えや妥協は一切しないと決めています。外構工事では、水勾配をつけますから、図面だけで仕事を進めると、わずかな高さや傾斜の誤差が命取りになります。最後の段階でその誤差を解消させようとすれば、どうしてもそのスペースには違和感が出るんです。だから私は、必ず事前に現場全体を自分の目で見て把握します。そして、自分の頭の中に完璧な3Dの図面を描きます。完成したときには寸分の狂いもない状態になります。

 

 

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Q.職人気質を感じますね。

--------よくそう言われますけど、職人さんは皆それくらいが当然だと思ってやっていると思いますよ。お施主さんにはキレイに納めるのが当たり前。そのために妥協をしないのは職人として当たり前。

 

Q.恐れ入りました。ところで、左官工事も最近減っているとお聞きしましたが・・・

---------そうですね。建物をつくっていくという仕事の中で、左官の仕事は明らかに減っていると思います。住宅建築でも、今はほとんどがクロス張りでしょう?土壁なんて本当に一部しかない。でも土壁にはすごい魅力もあるんですよ。自然そのものですから、アレルギーも少ないし、万が一火事で家が燃えてしまっても土壁は難燃性ですから炎が出にくい。火事で亡くなる原因の多くは有毒ガスですが、土壁からはそれも出にくい。それから、四季のある日本には本当に適していて、夏場は土壁が湿気を吸って、冬場にその水分を放出する。つまりいつでも快適な湿度を保ってくれるんです。一年中電気も使わずに湿度調整してくれるわけですから、とってもエコなんですけどね。

 

Q.それは知りませんでした・・・。そういう良さを知らない人も多いのではないですか?

---------そうなんですよね。私はそこを何とかしたいと思っています。絶対に日本人の暮らしには重宝されるものだし、地球にも優しい。そういう土壁の魅力を我々左官職人が世の中に啓蒙していかないといけないと思っています。仕事が減ったと嘆くだけではなくて、改めて土壁の魅力を世の中に知ってもらうことで、ニーズを掘り起こしていきたいのです。必ず土壁の魅力を見直してもらえると確信しています。

 

Q.職人さんが、ニーズを掘り起こすとは驚きました!でもそうしないと、左官の技術も伝承されないですからね。

--------それは私が最も危惧している事でもあります。古来から脈々と受け継がれてきた左官の技術というのがついえてしまう。これは日本の文化がひとつ消えてなくなるということです。今、日本には素晴らしい技術をお持ちの左官職人の先輩方が大勢おられます。その先輩方から私たちの世代が技術を受け継いで、さらに我々の世代も後世に伝えていかなくてはいけません。中途半端な技術は伝承させられませんから、究めないといけない。大げさに聞こえるかもしれませんが、私はこの左官技術という日本の素晴らしい文化を継承していかなければと本気で思っています。

 

Q.大げさだなんて思いませんよ!私も応援したいです!最後に今後の目標を教えてくれませんか?

---------目標ですか。まだまだ左官の技術には覚えることや蓄積することがたくさんありますので、当然ですが技術を磨き続けるということ。職人である以上、図面通りに完璧に仕上げることは当たり前です。それから、今も昔もこの先も、ずっと変わらないことですけれど、やはりお施主さんや元請さんに喜んでもらえる仕事をし続けていきたいと思っています。職人として、お客様の笑顔ほど嬉しいものはないですから。

 

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平岩ブロックさんには、日頃から店頭でもよくお話させていただいて、今回もお忙しい中現場レポートを引き受けて下さり、とても感謝しています。今回レポートをさせて頂いた現場は、一般の住宅を作っている現場だったのですが、実際に図面を見せていただいたり、土壁の良さや左官業界のことなど、私の知らない事をたくさんお話してくださって、とても勉強になりました。平岩さんは、左官業界をこれからも盛り上げていきたいという、とても熱い想いを持って仕事に臨んでいることが伝わってきました。これからも、持ち前の明るさと磨いてきた技術で、お仕事頑張ってください!そしてまた色々借りに来てください♪お待ちしております。今回は本当にありがとうございました!                              曽根あゆみ

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